かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

「パー書き」を取り入れた式の読み方

パー書きのない,「×」を含む式でも,一方(多くは左側)をパー書きにすることで,スムーズな理解が得られることもあります.
少し前に取り上げた,下水道の料金計算の式に,当てはめてみます.式は「110円×8m^3=880円」となっていました.
この「110円」を,「110円/m^3」に置き換えます.というのも,料金表には「1m^3につき110円」とありました.これを一つの量として表したものが,「100円/m^3」なのです.
そうすると,110円/m^3×8m^3=880円となります.これは昨日,記した形ですね.