かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

80A×5.5

某所で昼食をとり,さて会計をしようかと立ち上がる直前に,窓ガラスの向こうの「×」が目に飛び込んできました.
写真を撮る状況ではなかったので,メモ帳に「SGP E-G 80A×5.5 ガス」と記しました.
何かというと,配管に書かれていたのでした.
それにしても,乗数にあたるほうが小数で単位なしというのは,日常なかなか見かけることができません.
帰宅して調査…

後者には,「JFE-K 〄 SGP-E-G 125A × 5500  2005.4」という表示例があります.×の左に書かれるのは「呼び径」,右に書かれるのは「長さ」と確認できました.
呼び径は,外径(パイプの直径)その他を規定すると考えればいいのでしょう.
Webで見た範囲では,長さは「5500」と整数値になっているものばかりでした.その単位はcmで,外出先で見たものは,5.5「m」と思えばいいのでしょうね.


その日に見かけた,また別の「×」: