かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

単価×数量,数量×単価

「単価と数量」のかけ算を思い出し,ここ数日,レシート集めをしてみました.
「×」の入っているレシートは,次の4枚でした.

  • 王将:「@577x 2」


(中略)



  • おべんと工房:「4X 298@」

ほかに,「×」は見られなかったものの,「単価」「数量」「金額」の順に書いているレシートもありました.
多数決をとるなら,3対1で「単価×数量」の勝ちです.とはいってもそこは,収集の時期・場所・方法によって,結果が変わりそうです.
4つの事例に共通するのは,単価の前または後ろに「@」が付いている点です*1.このおかげで,単価(被乗数)と数量(乗数)の区別ができるわけです.この表記が,どの範囲で使用されているかというのも,興味深い課題のように思えます.


追加:和歌山で収集したものも書いておきます(画像にはしていません).

(最終更新日時:Thu Sep 20 06:59:16 2012ごろ)

*1:円記号も,ありませんね!