かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

6個=6平方cm?


算数授業研究 VOL.85』表紙裏より.「2012㎤の立体をつくる」と題して,子どもたちが取り組んだと思われる立体と計算ノートが,カラー写真になっています.ある子どものノートには,8月12日という日付がありました.夏休みに学校で,図工と算数を組み合わせた活動を,したのでしょうか.

上のノートには,「あまりをおぎなうため1番ちいさなピラミッド?を作る」と書かれています.式は,「1×1×1×6個=6㎤((このノートは,「2012㎠の立方体 設計図」から始まって,全部「㎠」と書かれていますが,読み替えました.読み替えきれていないところは,ご容赦ください.))」です.

整理すると,「6個=6㎤」ってこと? ……
ではありませんね.「1×1×1」のところが,「1番ちいさなピラミッド?」,というか最小単位となるキューブの体積で,単位は書かれていませんが1㎤と思えば良さそうです.
「1㎤×6個=6㎤」と表してみれば,サンドイッチでした.