かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

カメラ×5票,寿司×3票

USP MAGAZINE vol.16

USP MAGAZINE vol.16

  • 作者: 當仲寛哲,後藤大地,熊野憲辰,大内智明,波田野裕一,山海一剛,りゅうちてつや,斉藤博文,上田隆一,濱田康貴,菅雄一,すずきひろのぶ,大岩元,法林浩之,吉田太栄,柏崎吉一,星春菜,石塚幸治
  • 出版社/メーカー: USP研究所
  • 発売日: 2014/07/25
  • メディア: 雑誌
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先月末に,近所の書店で購入しました.
シェルスクリプト総合誌」と銘打った雑誌を初めて知りました.
ざっと目を通したのですが,スクリプトの扱いは非常に小さいです.
写真が豊富なのですが,p.18下半分の写真を載せた意図が気になってきました.
細い背表紙に「vol.16」と書かれているのにも,びっくりでした.


かけ算の式は,「IT女子の好きなもの、実態調査!」と称するアンケートの回答にありました(p.8).



好きなものには,「カメラ × 5票」と「洋服 × 2票」.
好きな食べ物には,「寿司 × 3票」「ラーメン × 2票」「和食 × 2票」「アイスクリーム × 2票」「カレー × 2票」.
もし自分が,この種のアンケート結果を取りまとめるなら,回答と回答者数の2列で構成し,回答者数は数値のみで「票」を付けないのが,第一案です.回答項目が多岐にわたり,行数を減らしたいときは,「○人:…,…」と,先に人数,あとに回答(同数のものすべて)という形式にしたいところです.
それはそれとして,票数のかけ算表記は,書くのも読むのも簡単だという思いもあります.「×」を「が」に置き換えて,「カメラが5票」「寿司が3票」などと読めばいいのです.