かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

1984年発売の「腕コン」ことUC-2000の製品情報に「×」いっぱい

「UC-2000」で探すと,製品情報が見つかりました.

後者のページから,「×」を含む式を拾っていくと…

それと画面内では,「123.45×6.7」の筆算では「×」が表示されているのに対し,BASICで半径から円の面積を求める際には「20 S=3.14*R*R」と,「*」になっています.
ともあれ,1980年代前半の製品案内の中で,「1つ分の数量×いくつ分」「物品×個数」「幅×高さ」「縦×横×高さ」について,数を使った記載が入っているのは,事例調査をしている者として大きなインパクトがありました.

*1:そのすぐ下に,「メモエリアは、MEMO-A・MEMO-Bの2チャンネル。それぞれに1,000字ずつ、計2,000文字。」と書かれているのは,かけ算の順序の解説として興味深いです.