17年どころか30年以上前ですな腕に、汎用8ビット URL
「UC-2000」で探すと,製品情報が見つかりました.
- http://www.dentaku-museum.com/hc/computer/degitalwatch/degitalwatch.html
- http://my.reset.jp/~inu/ProductsDataBase/Products/SEIKO/UC-2000/UC-2000.htm
後者のページから,「×」を含む式を拾っていくと…
- 1,000字×2=2,000字分の情報をメモリー。*1
- わずか22×17mmの画面に10桁×4行分をドット表示。
- 5×7ドットマトリックス
- リチウム電池×1
- 単3 アルカリマンガン×3
- 大きさ(縦×横×高さ)
- 43×35×11mm
- 54×140×9mm
- 140×200×30mm
それと画面内では,「123.45×6.7」の筆算では「×」が表示されているのに対し,BASICで半径から円の面積を求める際には「20 S=3.14*R*R」と,「*」になっています.
ともあれ,1980年代前半の製品案内の中で,「1つ分の数量×いくつ分」「物品×個数」「幅×高さ」「縦×横×高さ」について,数を使った記載が入っているのは,事例調査をしている者として大きなインパクトがありました.
*1:そのすぐ下に,「メモエリアは、MEMO-A・MEMO-Bの2チャンネル。それぞれに1,000字ずつ、計2,000文字。」と書かれているのは,かけ算の順序の解説として興味深いです.