3名の「熱い気持ち」が掲載されています.順に,筑波大付属小学校副校長の細水保宏教諭,東京大学先端科学技術研究センターの西成活裕教授,東ちひろマザーズセラピー主宰の東ちひろ*1です.
かけ算の順序を思わせるメッセージが,細水氏の発言にありました.
1桁のかけ算しか習っていない2年生では、12×3の答えはどうやって出せばいいのでしょうか? 九九の知識を使うならば、「9×3+3×3」、進んでいる子は「3×10+2×3」と答えます。一方、「12+12+12」と3回たしても答えはでます。「わからないからできない」ではなく、かけ算はたし算の繰り返しなので、たし算を使えば必ず答えが出せると気づいてほしいのです。
進んでいる子の式が,「10×3+2×3」だったら,「9×3+3×3」と同じく,分配法則を用いた*2と見ることができます.ですが「10×3」ではなく「3×10」です.
アレイで考えるのが,分かりやすそうです.図にしてみました.