2014年に作成したPowerPointのスライドを改訂しました。「小数のかけ算・わり算」「割合の3用法」「速さ」に関する合計9つの文章題について,二重数直線で表して,答えを求めてみました。
スライドのサイズをワイド画面(16:9)としたほか,日本語フォントを「UD デジタル 教科書体 NP-R」にしました。ただし,SlideShareではアップロード時にフォントが変わってしまいます。
2021年9月15日版では,二重数直線の右端(終点矢印の種類)について,これまで「→」の形状だったのを,「-」に変更しました。
今後の予定ですが,より見やすくなるよう,細部の調整を行います。またQ&Aについて,当ブログ上で質問ごとに記事を作りながら,より詳しい回答や関連情報を掲載していきたいと考えています。
現在のバージョンに載せているQ&Aのうち,Qは以下のとおりです。
- 二重数直線って,何ですか? 何ができますか?
- 以前に作っていませんでしたか?
- 二重数直線を使用する者がいない,という論文は?
- 二重数直線を使用しなければならないのですか?
- 二重数直線について,読んでおくべき論文はありますか?
- この数直線,誰が描いても同じになるの?
- 9つの問題の解き方,3つずつ似た形状になっている?
- 図の中に「1」は必要?
- 筆算は必要?
- ①-3は,なぜ「200÷80」になるのでしょうか?
- この図から,「かけ算の順序」に対して言えることは?
- 「みはじ(はじき)」「くもわ」に反対?
二重数直線に関して作成してきた記事は以下のとおりです。
- メインブログ(わさっきhb)
- 当ブログ(かけ算の順序の昔話)
- 二重数直線~2012年アメリカ,1980年日本
- 百分率の文章題(割合の第1用法)を二重数直線で解く
- 百分率の文章題(割合の第2用法)を二重数直線で解く
- 百分率の文章題(割合の第3用法)を二重数直線で解く
- 3÷1.5は1×2
- 分数のわり算(等分除・包含除)を数直線で
- 東京新聞「日本の算数・数学 大丈夫?」のうち二重数直線を目にして思ったこと
- 割合モデルは淘汰されたのか~数直線モデルとの比較を通して考える
- 令和2年度算数教科書読み比べ(8)~速さ
- 「時速4kmで3時間進んだときの道のり」と「時速4kmの3倍の速さ」の違いを,数直線で
- かけることの本質
- 「6秒で8m進むと、15秒で何m進むか?」を,二重数直線で
- 「割合の深い理解」の調査問題を,数直線図で
- 2021年のLSとDNL
- バーチカル・テープ図
- 0のない速度の二重数直線
- 1996年の三重数直線
- 高校物理における速さの取扱いについて