かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

ユーザ数×継続率×課金率×課金単価

――データマイニンググループの基本的な業務の流れを教えてください。
伊澤:グループスでは、コンテンツごとにデータマイニングの担当者がいます。各担当が売上という結果を「ユーザ数×継続率×課金率×課金単価」という基本KIPの掛け合わせの形で分解し、施策目的として設定したKPIの達成状況を分析します(図1)。(略)
(グループスのエンジニアに聞く!ソーシャルアプリ開発の裏側(最終回 ソーシャルゲームの改善を支援するデータマイニングチームの役割),『WEB+DB PRESS Vol.71』p.190)

へえ,売上=ユーザ数×継続率×課金率×課金単価,ですか.継続率と課金率は無次元量になって,ユーザ数(人)に,課金単価(円/人)をかけるってことかな…
次のページの図1を見て,たまげました.

左辺にも右辺にも,「売上」があります.
このようにして「要素分解して考える」と,DAUやDPUを数量化(可視化や改善*1)ができるってことでしたか.

*1:DPU≦DAU≦ユーザ数なので,継続率=DAU÷ユーザ数≦1および課金率=DPU÷DAU≦1であり,それぞれを1に近づけることが求められる,と.