かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

メモリー

PC関係は「×」の宝庫ですね.新しいパターンを見つけました.

P8H77-Iというマザーボードのマニュアルに,数ページにわたって「推奨メモリ」の表が入っています.
メモリは1枚(バラ売り)だけでなく,2枚,3枚,4枚セットで販売されているものもあります.
上の撮影画像の「サイズ」の列が,その情報を表しています.カッコなしの数量が,その製品の総メモリサイズです.カッコなしは1枚だけで製品なのでしょう.カッコ書きは,何GBが何枚で製品を構成しているかを表している,のですが…
「8GB(2 x 4GB)」と「8GB(2GBx4)」が連続しています.パーツNo.が「F3-14900CL9Q-8GBXL(XMP)」と同じで,右側の情報が少し違っています.これからすると,「8GB(2GBx4)」のほうですか.
次のページも見る限り,このマニュアルでは,1枚あたりのメモリサイズと枚数のかけ算表記,左右けっこうばらばらです.
マザーボードの製品情報はここで,「ダウンロード」のところから英語・日本語のマニュアルが取得できます.
あるページでは,「8GB(2 x 4GB)」と「8GB(4 x 2GB)」が続いています.同一のベンダー(CORSAIR)で,前者のパーツNo.は「CMP8GX3M2A1600C7R(XMP)」,後者は「CMX8GX3M4A1600C9(XMP)」となっています.
その製品ラインナップでは,型番に総メモリサイズと構成枚数は入っているけれど,1枚当たりのメモリサイズは書かれていない,ということですか.