かけ算の順序の昔話

算数教育について気楽に書いていきます。

Things That Come in Groups: Multiplication and Division

Googleブックスの当該書籍について,検索なしの状態は,https://books.google.co.jp/books?redir_esc=y&id=1bPlAxveQ1YCでアクセスできます.本文は読めないようで,フリーワード,または,ページ下部の語をクリックすることで,検索ができます.
交換法則をどのように指導しているのか,興味を持ち,commutativityやcommutativeで検索してみたものの,何も出ませんでした.multiplicandやmultiplicatorも同様です.factorだと「この書籍の 13 ページで factor が見つかりました」と出て,そのうち3つの該当箇所も表示されました.factorsに変えると,「25」に増えました.
Amazonで調べたところ,以下の2冊が見つかりました.

Things That Come In Groups: Grade 3

Things That Come In Groups: Grade 3

後者は「Workbook版」です.
1999年代後半以降の,かけ算・わり算指導の仕方として,興味深い本です.なお,英語情報としては,その後に出された,http://www.globaledresources.com/resources/assets/042309_Multiplication_v2.pdfhttp://www.corestandards.org/Math/Content/mathematics-glossary/Table-2/との照合も,行っておきたいところです.
追記:Amazonの2冊について,はてなダイアリーのisbn/asin記法で詳細が出てくれないので,それぞれのURLを書いておきます.

追記2:https://twitter.com/temmusu_n/status/834404248259432449から3ページ分を読むことができます."3 treats per day for 8 days is equivalent to 24 treats (3×8=24) (3 per group in 8 groups is 24 total)"と"8 days with 3 treats per day is equivalent to 24 treats (8×3=24) (8 groups with 3 per group is 24 total)"により,「3食を8日分」の式は3×8=24でも8×3=24でもいいとしています.