本文のいくつかの記述について,当ブログおよびメインブログ(わさっきhb)の記事や,直近のXのポストで連想するものがありましたので,以下にリンクしておきます。
- 「【算数編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説」の記述に関して:かけ算の「順序」について(2017.12)
- 「文部科学省に問い合わせた人によると」に関して:電話で問い合わること
- 「プログラミングのコーディングルール」に関して:Perl,Ruby,Pythonにおける文字列のたし算およびかけ算
- 「ポイント5倍キャンペーン」に関して:×7倍
- 「2xとか3xとか」に関して:『小学校指導法 算数 改訂第2版』に見る,乗法の順序で強制(「16×」)
- 「出題や採点、教育姿勢の問題」に関して:教育評価(かけ算・資料集1(2010年までの書籍))*1
- 「りんごが5つ載った皿が4枚ある場合にりんごがいくつになるか計算せよ」に関して:分数の計算規則と,脚注の掛け算の順序問題(「5個入りのチョコレートが2箱あるとき」であれば,2×5と式に表す子どもはほぼいないと考えられることです。)
- 今後の話:https://twitter.com/murakauua510/status/1776358984473301456
- コメントの「4×100mリレー」に関して:4×100m,−60kgに+100kg
- コメントのトランプ(A~K,♠♣♦♥)の件は,積の場面(指導要領解説の「プリンが3個ずつ入ったパックが5パック」は,倍の場面):場面を表すかけ算の式は,1つか,2つか
*1:最近では,「教育評価」ではなく「学習評価」と書かれるようになりました。これは,小学校学習指導要領の総則https://erid.nier.go.jp/files/COFS/h29e/chap1.htmに「第3 教育課程の実施と学習評価」が盛り込まれたのが影響したと考えます。学習評価でも、診断的評価・形成的評価・総括的評価など古くからある評価への言及は、書籍やWebページなどより知ることができます。なお個人的には,学習評価の書籍で,かけ算の順序について記載しているものは思い浮かびません。リンク先の2008年出版の書籍では「この場合の採点基準としては(略)「乗数と被乗数の意味が区別されているか」(とくに正比例型では「4」は「一あたり量」,「8」は「いくつ分」と区別されているか)」により見ることができます。